Approval of the 9th Japan OSS Contoribution Award, Special Award and Japan OSS incentive award

Japan OSS Promotion Forum(Representative director, Satoshi Kurishima) selects four OSS developers and contributors who archives great results as the 9th OSS Contribution Award, and some individuals and groups as the Japan OSS Incentive Award winners.

The Japan OSS Contribution Award is to make hournable recgonition of OSS developers and promoters in order to promote OSS development.  We recognize creators who start weighty OSS project, and developers and promoters who activly moves world wide.

This prize is started at 2005 and we reached 9th award this year.

We set up the "Japan OSS Contribution Award - Special award" and prize one winner because of tremendous significant archivement. This special award is started now.

The Japan OSS incentive Award is to encourage developers and promoters individuals and groups who activly moves latest year.

This prize is started at 2009 and it is 5th award this year.

 

■japan OSS Contribution Award (4 persons)

  • Kouhei Kaigai
  • Yui Naruse
  • Kentaro Hatori
  • Keiichi Fujino

■Japan OSS Contribution Award - Special Award (1person)

  • Nobuyori Takahashi

■Japan OSS Incentive Award(8 persons)

  • Daisuke Ikeda
  • Takeshi Ozawa
  • Satoshi Tagomori
  • Tatsuhiro Tsujikawa
  • Akira Hayakawa
  • Takatoshi Matsuo
  • Ryosuke Matsumoto
  • Yikei Lu

■Celemony

There was an Award Celemony in Open Source Conference 2014 Tokyo/Spring in Meisei Univ. in 28, Febrary.

■Contact

Japan OSS promotion forum
Japan OSS contirbutors award/Incentive award
organize commitee
info@ossforum.jp

■Details

 

■Japan OSS Contirbution Award

Kohei Kaigai
2005年から、Linux Kernelセキュリティ強化機能のSELinuxを中心に、OSSのセキュリティ機能強化を進めてきました。2006年度のIPA未踏ソフトウエア「SELinuxによるPostgreSQLのアクセス制御」開発で得られた結果を、実際にPostgreSQL 9.1にマージするため、継続した開発とコミュニティとの地道な連携作業を進めた。最近は、活動範囲を広げ、OS・DB・Webを通したシステム全体で一貫したセキュリティ機能を提供する試みを進めたり、GPUを有効活用しPostgreSQLの性能を向上させるPG-Stromの開発を進めるなど、OSSに関する先進的技術開発を継続的、発展的に取り組んでいる。

Yui Naruse
2004年からRubyの多言語化に関する仕様策定と実装を行った。また、Rubyの継続テストの推進やテストの改善を通じて、品質向上に貢献された。Ruby 1.9系開発時に内部構造が大幅に改変された時にも、多言語処理の実現のための実装を行い、Rubyの仕様全体に関わる活動を行った。Ruby2.1.0開発時にはリリースマネージャーを務められ、開発を主導された。他にNKFのメンテナー等も務められる、多言語の軸をぶらさず長年にわたり開発や品質改善に貢献されている。

Kentaro Hatori
小江戸こと埼玉県・川越に端を発し、東京(大江戸)を中心とした地域Linuxユーザグループの小江戸リナックスユーザグループ(小江戸らぐ)を12年にわたり主宰し、初心者からベテランまでを集めた130回を超える地域コミュニティ会合を月次でほぼキャンセルなしで開催し続ける。ユーザ会主体で、オープンソースカンファレンスやコミケ等に積極的に出展しメンバーの活動を発信するほか、近年ではオープンソースとオープンデータ採用のハッカソン・アイディアソン・イベント運営などの普及活動も各地で地道に継続して実施している。

Keiichi Fujino
2005年から、継続的にApache Tomcatの安定稼働に向け、多くのパッチの提供・開発等を行ってこられた。特にHA領域(クラスタリング機能やセッションレプリケーション機能等)の開発に尽力し、開発や・開発後の品質向上に貢献されてこられた。その業績は、Apache Tomcat開発コミュニティからも認められ、2010年にはApache Tomcat のコミッタに招聘されている。コミッタ就任後も精力的に開発に携われている。

 

■Japan OSS Contribution Award - Special Award

Nobuyori Takahashi

Very significant archivement on promoting and delivering the values of OSS activities with pen and camera as journalist. He had been writing over 300 articles of OSS/Linux per year , because he believed its value and decided it as his mission,  even when not only general company even also ICT company did not recognize its values in 1999. Continous journalism of OSS activities, he made tremendous archivement for OSS promotion. He had also join ed few of OSS communities and wrote with his direct experience in wild fields. He departed in 2013. ITPro editor in sub-cheif, Nikkei BP(at that time).

■Japan OSS Incentive Award

Daisuke Ikeda
ZABBIX-JPコミュニティスタッフとして、勉強会・セミナーを積極的に運営し、啓蒙活動をしている。最近では、最新の解説本を1年かけて執筆・出版して注目されるなど運用監視におけるOSS普及に大いに貢献している。

Tsuyoshi Ozawa
Hadoop開発コミュニティにおいて、リソース制御機構YARNの高信頼性を実現する新機能の開発等に貢献するとともに、品質強化に向けた取り組みにも貢献している。若手研究者として論文をまとめる一方で、その知見をもとに、積極的にOSS開発に参画・継続している。

Satoshi Tagomori
Hadoop利用アプリケーションの開発や運用から得られた知見を、勉強会などで講演したり、Blog記事などで積極的に発信することで、Hadoopに興味を持つ多くの方に有益な情報を提供し続けている。また、ログコレクタFluentdの主要開発者としても貢献するとともに、自らもHive Web Clientのshibや スキーマレス・ストリーム処理エンジンnorikraを立ち上げ、OSS開発者としても活躍している。

Tatsuhiro Tsujikawa
社会インフラとなったインターネットを支えるプロトコル(HTTP)も20年以上使われ限界が見え始めた中、改定作業がグローバルに進んでいる。次世代のHTTP/2.0のサンプル実装をサーバ・クライアント双方で提供し、グローバル標準の仕様テストに貢献しており、将来のインターネット品質を支えていると言える。

Akira Hayakawa
LinuxカーネルのI/O性能向上の新方式として、I/Oレイヤー(Device-mapper)にキャッシュを挿入する方式dm-writeboostを考案し、内外に発表している。グローバルコミュニティと継続して議論をおこなっている他、国内でもエンタープライズ分野におけるSSDの新しい活用方法として認知されており、競合技術も登場するなど注目を集めている。

Takatoshi Matsuo
HAクラスタソフトPacemakerと、OSS DBMSのPostgreSQLの連携機能を開発した。実現には、両者の技術的詳細に精通することが必須なうえ、グローバルな開発コミュニティと地道な交渉も求められるなか、粘り強く働きかけてPostgreSQLストリーミング・レプリケーション構成の高可用化実現にこぎつけるに至った。

Ryosuke Matsumoto
博士課程在学中から研究成果をOSSとして公開するなど、OSSの開発普及に貢献してきた。また、優れたOSSを論文にするための指導を行い、技術者が研究者としても活動できるような取り組みを行っている。近年は、組み込みスクリプト言語mrubyに対して、精力的にコア・周辺の開発を継続している。それらをもとに、Webサーバの機能拡張をmrubyで容易かつ効率的に利用可能にするWebサーバ追加モジュールのApache HTTPD 用mod_mrubyやNginx用ngx_mrubyの開発公開をおこなっている。

Ikei Lu
現役高校生でありながら、2年にわたりOSSのスマホ・タブレット・Mac・PC・Linuxに対応できるUI開発フレームワークQtのコミュニティ活動を精力的に行い、国際会議発表まで行っている。さらに、Linux Mintディストリビューションの開発参加やコミュニティ活性化をリードして、10歳代のOSS貢献者が増えるなど、高校生がIT/OSSで出来ることが広がっていることを自ら行動で示している。
 

■Award Selection Commitee

  氏名 所属
委員長 筧 捷彦 早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部
研究科 情報理工学専攻 教授
委員 石井 達夫 SRA OSS, Inc. 日本支社
(PostgreSQL開発者)
(2008年度 日本 OSS 貢献者賞 受賞者)
委員 上田 理 ソニー株式会社
委員 瀧田 佐登子 Mozilla Japan 代表
(2009年度 日本OSS貢献者賞受賞者)
委員 中野 秀男 帝塚山学院大学ICTセンター長
委員 まつもと ゆきひろ Rubyアソシエーション理事長、Herokuチーフアーキテクト
(Ruby開発者)
(2005年度 日本OSS貢献者賞受賞者)
委員 吉藤 英明 慶應義塾大学 講師
(USAGI Project)
(2006 年度 日本 OSS 貢献者賞 受賞者)

 

 ■Executive Committee

  氏名 所属
委員長 濱野 賢一朗 株式会社NTTデータ
(企画チーム 日本OSS貢献者賞・奨励賞サブチーム主査)
委員 小山 哲志 (2007年度 日本OSS貢献者賞 受賞者)
委員 橋本 尚 株式会社日立製作所
委員 原 嘉彦 富士通株式会社
委員 三浦 広志 株式会社NTTデータ
(北東アジアOSS推進フォーラムWG2)
委員 宮原 徹 株式会社びぎねっと
(オープンソースカンファレンス事務局)
(2008年度 日本OSS貢献者賞 受賞者)

注釈

(*1)SELinux: セキュリティ強化OSの機能を実現するLinuxの機能モジュール。昨年度受賞者のTOMOYO Linuxや、AppArmorなど複数のセキュリティ強化機能がLinuxには含まれている。

(*2)GPUを有効活用: GUIやゲームなどのグラフィック処理を高速に行うためのビデオ用処理ユニットをGPUと呼ぶ。3D処理や学術計算の速度に優れるため、グラフィックだけではなく、暗号処理など汎用的な計算に用いることも行われている。

(*3)Rubyの多言語化: コンピュータ言語には一般に、文字や文字列を扱うための機能が含まれている。世界中の言語を扱うために、二つの処理方式があり、言語によって異なっている。Java,Python,C#などでは、世界の文字を単一の文字コードに割り当てるUnicodeに変換して処理する方式を採用している。歴史的経緯から、マイクロソフトWindowsでは日本語にShiftJIS方式の文字コードで作られたファイルが資産としてあったりするが、それらも変換して扱う必要がある。一方、RubyではCSI方式を採用している。これは、ファイルやOSの文字コードを変換することなくそのまま扱おうという方式である。あらゆる文字コード方式を処理系の全体であまねく処理可能とする必要があるため、入出力だけ考えればよいUnicode方式より技術的に困難とされる。その一方で、世界中に存在する過去からの様々なデータ資産を問題なく扱える技術的優位性があると考えられている。

(*4)NKF:ネットワーク漢字フィルターの頭文字をとったファイル等の文字コード変換ツール

(*5)小江戸らぐ: http://koedolug.org/doku.php

(*6) ハッカソン・アイディアソン: 初心者からベテラン、技術者からデザイナー、プランナー、学生など、多様な方々が週末など合宿形式で一同に会して、データ活用、震災復興、新規ビジネス創出など、あらかじめ定めたテーマに沿ったディスカッションを通じて事業企画を行う。また、IT技術者やデザイナーを中心として、初期サービスの立ち上げなどを一気に行ってシナジーやイノベーションを行う社会活動のこと。NPO団体などが主催し、参加者はボランタリーな自主的な意志で参加して、社会活動を行うことが多い。

(*7)オープンデータ: 狭義では、政府や自治体が所有する公共性のある生データを一般に計算機で利用できる形で公開することで、 市民に対する公共サービスを、民間のサービス開発力でスピーディーに実現していく運動や公開データを指している。
 広義では、民間や市民団体が保有していたり、自ら調査した様々なデータを、オープンなライセンスのもとに公開した協力募集したりすることで、 新たな知見や新サービスなどのイノベーションを起こそうとする運動やデータ自体、あるいはサービスを指す。
 オープンソースソフトウエア運動がきっかけとなったとも言われており、国内では東日本大震災後のボランタリーな社会的IT活動が 注目され、知られるようになった。オープンソースとオープンデータは親和性が高いとされる。

(*8)Apache Tomcat: Apacheファウンデーションが管理するJava仕様に基づくアプリケーションサーバであり、同分野では世界で最も使われているソフトウエアである。

(*9)HA領域(クラスタリング機能やセッションレプリケーション機能等):高可用性(High Availability)を確保する非機能要件を実現するソフトウエア、ハードウエアの領域。複数のハードウエア、ソフトウエアを同時に稼働させ、相互にチェックやデータ同期を行うことで、故障が起こった際にも、もう一つのハードウエア、ソフトウエアが処理を引き継いで実施することで、利用者へのサービスが継続されるようにする。

(*10)コミッタ: リリース対象ソフトウエアに対する変更権を持つOSSコミュニティのリーダー。多くの場合、少数のコミッタがソフトウエアを管理し、数百から数千名の貢献者からの提案の採否を決定したり、取り込んだりする権限を有する。

(*11)ZABBIX: OSSによる統合運用監視ソフトウエア。美しいGUIでの表示などの評判が高いほか、プラグインによる機能強化が可能である。

(*12)Hadoop: 分散情報分析基盤ソフトウエアであり、当該分野で最も使われているソフトウエア。

(*13)リソース制御機構YARN: Hadoopの実行基盤を強化し、様々な処理をHadoopの実行基盤で実行できるようにするコンポーネントソフトウエア。

(*14)ログコレクタFluentd: JSON形式で多数のサーバが生成したログ情報をを分散基盤で集約できるようにするOSS

(*15)スキーマレス: 従来のデータベース管理ソフトウエア等では、あらかじめ表の項目定義を決定しておいて処理する必要があった。スキーマレスでは、事前定義が不要となる。

(*16)ストリーム処理: 情報処理は、入力・処理・出力を順次繰り返し実行するアーキテクチャが多く用いられている。この3要素を同時に実時間で実施し、ベルトコンベアで自動車が組み立てられるように、情報を処理して、最終的に必要な結果を得る処理方式がストリーム処理である。

(*17)HTTP: ハイパー・テキスト・トランスファー・プロトコル インターネットの父Tim Berners-Lee卿により提案されたワールドワイドウエブ(WWW)のための、相互にリンクされた文書等を転送するプロトコル。長年にわたり拡張されあらゆる情報を転送できるようになっている。

(*18)限界が見え始めた: タブレットやスマートフォン、PC、自動車など、あらゆるものが通信を行うようになったほか、インターネットが高速になったために、帯域を有効活用する改善が必要になった。また、リアルタイムなオンラインでの会話など、応答性なども向上させる必要がでてきたことから、様々な実験や提案が行われ、新しい規格が検討されている。

(*19)I/Oレイヤー(Device-mapper): Linuxでは、ハードディスクやSSDなどのハードウエアと、利用者のファイル管理の間で、層状の処理機能をもっており、機能をアドオンするようにして、暗号化、論理分割などの追加機能や性能向上を提供することができる。