I-3-5. 周辺機器の基本構成と役割

各種の周辺機器について、その基本構成と役割、特徴、発展の歴史について解説する。周辺機器としては、補助記憶装置としてFD、MO、CD-Rなど、入力装置としてキーボード、マウス、スキャナとタブレット、出力装置としてディスプレイとプリンタを挙げる。

【学習の要点】

* 補助記憶装置とは、情報を永続的に保存しておくために使用される。

* 利用者がデータ・情報などを伝えたい場合に、利用する装置が入力装置である。

* 出力装置とは、実行プログラムからの実行結果の報告、および実行結果が表示される装置である。

図I-3-5. 周辺機器の基本構成

 

【解説】

1) 補助記憶装置の種類と特徴

補助記憶装置とは、データを永続的に保存しておくための装置である。データを保存する電子媒体と読み書きを行う駆動装置とで構成されている。

* フロッピーディスクドライブ

フロッピーディスクの読み取りと書き込みを行なう装置。磁気ヘッドを接触させて、データの読み書きを行なう。

* MOドライブ

MOディスクにデータの読み込みと書き込みを行う装置。メディアの大きさによって数種類に分けられる。メディアの大きさには3.5インチと5インチのものがある。

* CD-ROM/DVD-ROMドライブ

CDやDVDに記録されたデータを読み込むための装置。書き込み可能なCD-Rは、CD-ROMドライブで読み込み可能である。DVD-ROMドライブはCD-ROMの上位機種に相当する。

2) 入力装置の種類と特徴

コンピュータに対して、利用者がデータ・情報などを伝えたい場合に、利用する装置が入力装置。

* キーボード

キーボードは、コンピュータへの入力装置の1つ。コンピュータ全般の操作に利用する。文字の入力・項目の移動・特定の操作の実行など。

* マウス

本体を手に持って水平に移動させ、ボールや赤外線などを利用したセンサで移動を検知し、移動距離をコンピュータへ伝える。

* イメージスキャナ

画像や文書などをデジタル静止画像に情報化するための機器である。

* タブレット

板状のボードにX軸とY軸方向にセンサとなる線を埋め込んだ板と、コイル状の線を埋め込んだカーソルからなる。電磁誘導にて、X軸、Y軸の位置をコンピュータに入力する。

3) 出力装置の種類と特徴

オペレーティングシステムからの実行結果、もしくは実行プログラムからの実行結果の報告が表示される装置である。

* ディスプレイ

コンピュータから出力される静止画、または動画の映像信号を表示する機器。以前はCRT(ブラウン管)が主流であったが、現在では液晶を用いたディスプレイ装置が主流となっている。

* プリンタ

プリンタとは、印刷用の機器の総称である。

- 印字方式による区分け。

熱転写方式・感熱式・インクジェット方式・ドットインパクト方式

- 印字動作による区分け。

シリアルプリンタ・ラインプリンタ・ページプリンタ・フィルムプリンタ。

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