I-3-6. 様々なインタフェースの特徴

インタフェースの基本構成と役割、特徴、発展の歴史について解説する。USB、IEEE1394、eSATAなどホットプラグのインタフェースや、SCSI、IDE、PCI、シリアルといったレガシーインタフェースなど、代表的なインタフェースを個別に取り上げる。

【学習の要点】

* インタフェースとは、2つのものの間に立って、対話・情報交換などのやり取りを仲介するものである。

* ハードウェアインタフェースとは、複数個の装置と装置を接続して、通信する際の規約のことである。

* ユーザインタフェースとは、OSとユーザ間での情報表示と入力の方式を定めたものである。

図I-3-6. インタフェースの特徴

 

【解説】

1) インタフェースとは何か

インタフェースとは、2つのものの間に立って、対話・情報交換などのやり取りを仲介するもの。または、その規格のこと。以下の3つに分類することができる。

* ハードウェアインタフェース

複数個の装置と装置を接続して、通信する際の規約のこと。コネクタの形状などを定めている。

* ソフトウェアインタフェース

プログラム間で通信を行い、データの送受信を行う手順や形式を定めたもの。

* ユーザインタフェース

OSがユーザに対して情報を表示する方式や、ユーザの情報入力方式を定めたもの。

2) ホットプラグのインタフェース

ホットプラグとは、コンピュータの電源を投入したまま、装置の装着を可能にするものである。

* USB

周辺機器とパソコンを接続するデータ伝送路の規格。

* IEEE1394

コンピュータと周辺機器を接続する、次世代の高速なSCSI規格。

* ExpressCard

規格策定団体にて策定されたパソコン用カード型インタフェース、および拡張カード。

* eSATA

パソコンに外付けHDDなどを接続するための、シリアルATAインタフェースの一種。

3) その他のインタフェース

* SCSI

コンピュータと周辺機器間のデータの送受信を行うインタフェースであり、各機器が対等の動作をすることを基本として設計されている規格である。

* IDE

パソコンにハードディスクを接続するための規格。

* PCI

パソコン内部の個々の装置間を結ぶデータ伝送路の規格。

* AGP

ビデオカードとメインメモリ間の専用データ伝送路の規格。

* シリアル

本体と周辺機器との間で、1本の信号線を使って1ビットずつデータを転送する方式。

* シリアルATA

パソコンにHDDや光学ドライブを接続する為の規格。

* PS/2

キーボードとマウスを接続するためのコネクタの規格。

* RS-232C

標準化されたシリアル通信の規格。

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