I-13-2. Javaを用いたプログラミング方法

Javaプログラムの例を示し、Javaプログラムの記述からコンパイル、実行までの手順を紹介する。さらに様々なJavaのエディションや実行環境の整備など、Javaを用いたプログラミングを実施する際に留意すべき点について述べる。

【学習の要点】

* Javaの開発環境を整えるには、通常SunのサイトからJava SE Development Kit (JDK)をダウンロードする。これは無償で利用できる。

* Javaのソースコードをコンパイルすると、中間言語で記述されたクラスファイルが作成され、それを仮想マシン上で実行することができる。

図I-13-2. Javaプログラミングの流れ

【解説】

1) Javaプログラミング環境の整え方

SunのJavaのページ、http://java.sun.com/にアクセスして、JDK (Java SE Development Kit) をダウンロードする。特に理由がなければ、最新版をダウンロードするとよい。通常のJavaアプリケーションを開発したい場合はJava SE SDKを、Web用のJavaアプリケーションを開発したい場合はJava EE SDKを、モバイル用のJavaアプリケーションを開発したい場合はSun Java Wireless Toolkitを、ダウンロードする。通常はJava SE SDKをダウンロードすればよい。

2) Javaプログラムの記述の仕方

* プログラムは、テキストエディタで記述する。

* プログラム中でコメントとして扱われる部分は次の2通りがある。

- 「//」から行末までの間

- 「/*」から「*/」までの間

* プログラム中の各命令は、一般に「;」で終わる。

* ファイルを保存するときは、拡張子を「.java」とする。

3) Javaプログラムのコンパイルの仕方

Linuxの場合、以下のような手順でコンパイルをする。

* ターミナルを起動しソースファイルが保存されているディレクトリに移動する。

* javac <ソースファイル名>と入力してコンパイルを実行する。ソースファイル名には、.java まで含める。

* ソースファイルが保存されているディレクトリに、 .class という拡張子が付いたファイルが作成されていることを確認する。

4) Javaプログラムの実行の仕方

Linuxの場合、以下の手順でコンパイルしたファイルを実行する。

* ターミナルを起動し、クラスファイルが保存されているディレクトリに移動する。しかし、コンパイルをした直後で既にラスファイルが保存されているディレクトリにいるなら移動する必要はない。

* java <クラス名>と入力してJVMを起動する。例えば、クラスファイルが Sample.class という名前だったら、java Sample と入力する。最後の .class は含めないことに注意する。

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