I-14-2. C言語の基本的な構造、型、演算子、制御構文

Cの基本的なしくみ、プログラムの構成、基本的な文法を説明する。基本的なプログラム記述の例を示し、変数、データ型、演算子、制御構造といったCプログラムの基本的な要素について説明を加える。

【学習の要点】

* 制御構文によって、繰り返しや分岐処理など、プログラムの実行順を制御することができる。

* Cでプログラムを書く時は、データ型に気を付ける。

図I-14-2. Cの基本的な演算子と変数型

【解説】

1) Cの基本的な仕組み

Cは手続き型言語と呼ばれている。プログラムの実行が、上から記述した順に行われていくからである。文の終わりには必ずセミコロン(;)を付ける。そうすることで、命令文が一文終わったことを示す。また、Cではソース内にコメントを書くことができる。 /* と */ とで囲まれた部分や、 // から改行までがコメントになる。

2) Cの基本的な制御構文

Cは制御構文によってプログラムの挙動を制御する。制御構文は、プログラムの状態と指定された条件を比べて、その条件が当てはまったとき、または当てはまらなかったときの挙動を変えるために指定するものである。この制御構文を用いることで、繰り返しや分岐処理ができる。以下に代表的な制御構文を紹介する。

* if

ある条件に当てはまった場合の挙動を制御する。

* for

指示した回数だけ挙動を繰り返す。

* return

関数を終了する時点を指示する。

3) Cの基本的なデータ型

Cで変数を宣言するには、次の通りに書く。

型名 変数名;

基本的なデータ型と格納されるデータサイズは一般には以下の通りである。

* 整数型

- int : 32bit short : 16bit long : 32bit char : 8bit (文字型)

* 浮動小数型

- float : 32bit double : 64bit

4) Cの基本的な演算子

* 算術演算子

+ 加算 -減算 *乗算 /除算 %剰余

* 比較演算子

> より大きい < 未満 >=以上 <=以下 ==等価

!= 等しくない

* ビット演算子

& 積 |和 ~補数 <<左シフト >>右シフト

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