II-15-10.Radiant CMSのカスタマイズ

Radiant CMSはExtensionを導入することで機能を拡張することができる。Radiant CMSの開発プロジェクトやサードパーティから提供されている各種Extensionの種類と導入方法を示し、Rediantをカスタマイズする手順について説明する。

【学習の要点】

* Radiant CMSは導入時、デフォルトで “Archive”、“Markdown”、“Textile”などがExtensionとして含まれるほか、様々なExtensionがサードパーティから提供されており、自由に組み合わせて使用することができる。

* Extensionは、Radiantプロジェクトのvendor/extensions/ディレクトリに配置する。

図II-15-10. RadiantのArchive Extension

【解説】

1) Extensionの種類

Radiant CMSの導入時にデフォルトでインストールされているExtensionとして、“Archive”、“Markdown”、“Textile”がある。また、サードパーティから公開されているExtensionの一覧がWebページ(http://wiki.radiantcms.org/Thirdparty_Extensions)に掲載されている。利用可能なExtensionの一部を以下にあげる。

* Archive

ニュース記事を扱うサイトや、blogサイトで見られるような、年、月、日毎のアーカイブページを作成することが可能になる。

* Markdown

HTMLの代わりにMarkdown形式によってページを記述することが可能になる。

* Textile

HTMLの代わりにTextile形式でページを記述することが可能になる。

* Search

サイト内のページに対するサーチ機能の追加が可能になる。

* FCKeditor

JavascriptによるWYSIWYGエディタ「FCKeditor」をページの編集に用いることが可能になる。

2) Extensionのインストール

インストール手順の詳細は、Webページ(http://wiki.radiantcms.org/Extensions)、およびExtensionディレクトリ内のREADMEファイルを参照のこと。一般的な手順を以下に記述する。

* インストールしたいExtensionを、リポジトリからのチェックアウトや開発Webサイトからのダウンロードにより取得する。

* チェックアウト、もしくはダウンロード・解凍してできたExtensionディレクトリを、Radiantプロジェクトのvendor/extensions/ディレクトリの下に配置する。この際、ディレクトリ名をExtension名にする必要がある。Extensionディレクトリの下には、ファイル名の末尾が「_extension.rb」となっているファイルが含まれており、「_extension.rb」の前の部分がExtension名である。

* Extensionがデータベースを利用する場合、マイグレーションを実行する。

* インストールされているExtensionは、Radiant CMS管理ページの「Extensions」メニューから確認することができる。

3) Extensionのアンインストール

インストールの場合と同様、手順の詳細はRadiant CMSの公式Webページ、およびExtensionパッケージ内のREADMEファイルを参照のこと。一般的な手順を以下に記述する。

* Extensionがデータベースを利用する場合、VERSION=0を指定してマイグレーションを行い、データベースをインストール前の状態に戻す。

* Radiantプロジェクトのvendor/extensions/ディレクトリ以下に配置されたExtensionディレクトリの内、アンインストールしたいディレクトリを消去する。

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