第4回日本OSS推進フォーラム 総会の開催

4回日本OSS推進フォーラム 総会の開催

 

オープンソースソフトウェア(OSS)の普及拡大のために自由な立場で議論し、OSSによるオープンなイノベーションの促進に取り組んでいる日本OSS推進フォーラムは、正会員・一般会員および有識者からなる特別会員で構成される第4回総会を4月12日にNEC芝倶楽部にて開催しました。

 

IT利活用による企業競争力強化の中、ITの中心となるソフトウェアはOSSを外しては考えられなくなっており、今後の会員のOSS利活用を、経済産業省をはじめとする官学や、他団体・コミュニティと連携しながら推進していきます。

具体的には以下の目標を掲げ活動していきます。

目標

OSSというソフトウェアパラダイムを会員が活用できるための、以下の情報交換・課題共有を実現し、日本発のOSSを含むOSS利活用を推進し、会員の競争力強化を図ります。

  • OSS利用技術の普及
  • OSS活用事例の研究
  • OSS人材育成のためのセミナー開催

グローバル活動

会員の下記活動を支援するために、日中韓活動に加えASEANの人材育成を切り口にASEAN諸国との交流を深めていきます。

  • 日系企業の海外展開向けシステムインテグレーション活動
  • 各国ソフトウェア開発力の活用(オフショアなど)
  • 各国プロジェクトへの参画と現地企業とのビジネス交流
  • 各国へのOSSを含むソフト製品拡販

特に、IT利活用で課題となる、「モバイル」「クラウド」「ビッグデータ」「ソーシャル技術」の分野を中心に活動し、IoTやAIは各部会で関連する部分を研究対象にします。また、更なる会員増加に向けて広報活動を強化します。

  モバイル・ソーシャル技術

ITシステムの環境が変化してきており、システムの課題は、コンピュータ中心の課題から、モバイルまで含めたシステム全体でのモバイル・ソーシャル技術活用に変化してきています。

    - アプリケーション部会 サーバ上のアプリからIoT・モバイル・ロボット等の組込アプリまでを推進。

  クラウド・ビッグデータ

今年度は昨年度に引き続き、クラウド基盤部分と上位層のビッグデータ部分で活動範囲が広まり、両者を分割して2部会で対応していきます。

    - クラウド技術部会 クラウド基盤部分を中心に活動を推進
    - ビッグデータ部会 ビッグデータ部分を中心に活動を推進。

広報活動

OSSの重要性が益々認識されている現状に合わせて、幅広く会員に参加してもらうため広報活動を、部会の活動として強化していきます。

    - 広報部会  会員間の情報共有強化および会員数増加に向けた広報活動を推進。

今年度の部会構成は、「クラウド技術部会」、「ビッグデータ部会」、「アプリケーション部会」、「広報部会」の4部会体制の活動計画が承認されました。 本フォーラムは、我が国のOSS利用促進とOSSグローバルコミュニティへの貢献に向けて、積極的に取り組んでおり、各WGでは日本国内のみならず中国、韓国と協調する北東アジアOSS推進フォーラム(昨年度は11月に韓国で開催し、今年度は秋に中国にて開催予定)において、効率的で実効性のある活動ができるように推進していきます。また、グローバルでのOSS利用技術について、これまでの活動の中心であった中韓だけでなく、今後のグローバルガバナンスの主要な対象になるASEANにシフトしていきます。

※日本OSS推進フォーラムは、経済産業省がオブザーバとして参加しています。また、株式会社パンテル・インターナショナルが事務局を務めています。

 

● 各部会の目標および今年度の活動について

1 クラウド技術部会

クラウド技術部会は、クラウド環境でのOSS利活用に関する技術やノウハウ、勘所などを中心に、OSS利用コミュニティへ活動成果をインプットし、OSSの発展への貢献とビジネス領域に還元される良循環を形成します。 具体的には、昨年度実施したOSS鳥瞰図作成とクラウド調査に関して、さらに深掘りをする。具体的な活動内容は部会にてディスカッションしながら進めます。 また、活動内容の基本は、情報の共有と発信(発信リソース:勉強会、Webマガジン、部会ホームページ)であり、これらを「クラウド」をキーワードに進めます。

2 ビッグデータ部会

ビッグデータ部会は、日本国内の関連する業界・ユーザ企業・コミュニティと連携し、 「ビッグデータ」を有効的に活用するための方式を整備し、OSSの発展への貢献および日本国の産業全体へ「ビッグデータ」の活用によるビジネス拡大の良循環の形成を目指します。 活動目標は、IoT時代を見据えた「ビッグデータ」を取り扱う上でのOSSを用いたデータ処理基盤の整備、データの標準化、分析手法の整備などの「ビッグデータ」利用促進に貢献できる環境を整備します。

3 アプリケーション部会

アプリケーション部会は、昨年度までの活動において、OSSアプリケーションを開発し、SaaSビジネスモデルを検討し、OSSアプリケーションのビジネス事例を集め、対外広報をしてきました。 今年度は引き続きOSSアプリケーションのビジネス事例収集、参加メンバのスキル強化のための研修会および対外広報活動を実施し、IoT・モバイル・組込み・ロボット・ディープランニング領域のOSSアプリケーションまで広げて、更なる利用拡大を目指します。

4 広報部会

広報部会は、OSSの重要性が益々認識されている現状に合わせて、幅広く会員に参加してもらう事を目指します。具体的には会員間の情報共有強化および会員数増加に向けた広報活動を推進します。

以上

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