I-18-3. Eclipseの歴史、開発の背景と特徴

OSS統合開発環境のひとつであるEclipseについて、開発の背景、歴史、支援団体、関連プロジェクト、ライセンスなどについて説明する。さらにそのアーキテクチャや機能、プラグインによる拡張などの特徴を解説する。

【学習の要点】

* Eclipseは1998年にIBMによって開発が始まり、2001年にオープンソース化された。

* Eclipseはプラグインを追加することによってC/C++などJava以外の他の言語の開発ができるほか、バグパターンの検出やコーディングスタイルのチェックなどのプログラム開発において非常に便利な機能を追加することができる。

* Eclipseのライセンスは、EPL(Eclipse Public License)である。

図I-18-3. Eclipse普及の概要

【解説】

1) Eclipseの背景と歴史、支援団体

* 1998年、Eclipseの開発が始まる。

IBMにより、統合開発環境として開発が始まる。

* 2001年、オープンソース化

オープンソースコミュニティ Eclipse Board of Stewardsが設立され、多くの開発者により、急速に開発が進む。

* 2004年、Eclipse Foundation設立

オープンソースコミュニティが再編され、非営利組織のEclipse FoundationにEclipseに関してすべてが委譲される。

2) Eclipse関連プロジェクト

Eclipseには、次のような関連プロジェクトがある。

* Business Intelligence and Reporting Tools

* Data Tools Platform

* Device Software Development Platform

* Eclipse Project

* Eclipse Modeling Project

* SOA Tools

* Eclipse Technology Project

* Tools Project

* Test and Performance Tools Platform Project

* Eclipse Web Tools Platform Project

3) Eclipseのライセンス

Eclipseは、Eclipse Public License (EPL)を採用している。これはオープンソースのライセンスのひとつである。

4) Eclipseのアーキテクチャ、機能、プラグインによる拡張

Eclipseはその機能のほとんどがプラグインによって実現されている。Java開発環境自体もプラグイン化されており、それが標準的に装備されている。

その他、バージョン管理システムCVSとの連携や、ユニットテストを行うためのフレームワークJUnitとの連携など、さまざまな機能をプラグインによって追加することができる。

OSS Course Naviのコンテンツは IPA OSS モデルカリキュラムを基としています。

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