WG2:人材育成

 

 
人材育成
 
目的と背景
WG2は、OSSの人材育成を目的としたワーキンググループです。OSS技術をもつ技術者は、世界的にポータブルなスキルを持つことに なるため、高度な ITシステムの実現にあたっては、重要な人的資源となります。グローバル化した社会で、共通のスキルを保持し、どこでも活躍できる素地を作ることができま す。
一方で、OSSの普及阻害要因の大きな割合を、OSS技術者の不足であるという結果がでており、さらなるOSS普及拡大のためには人材育成は喫緊の課題と なっております。
WG2では、共通のスキル定義、モデルカリキュラムを提案することで、日本、中国、韓国さらには世界のOSS技術者のスキルレベルを共通の言葉で表せるよ うになることを目指します。
また、OSSの人材育成を加速するために、オープンコースウエアを整備するなどの施策を提言、実施していきます。
活動内容と成果
OSSに貢献する人材の育成を推進するため、次の取り組みを行います。
    1. 日中韓におけるOSS人材育成の状況 調査と発表
    2. OSS共通カリキュラムとそのベースとなる共通OSSスキル定義の策定
    3. OSS 開発の振興を図ることを目的に、影響力のある開発プロジェクトを創造、運営した開発者やグローバルプロジェクトにおいて活躍する卓越した開発者の表彰
    4. OSSに関するテキストの調査と広報
       
  • これらの活動をふまえ究極的に次の実現を目指します。
    OSS技術者の相互認証
     
    年を重ねる毎に取り組みはすすんできています。
     
    ( 1)日中韓におけるOSS人材育成の状況調査と発表
    北東アジアレベル(中日韓)で、人材育成に関する共通課題 について議論を行い、共同プロジェクトの企画を行う活動を行った。各国のOSS人材育 成の状況についてそれぞれ調査を行い、2007年9月にソウルにおいて北東アジアOSS 人材育成シンポジウムを開催して報告した。報告内容は「OSS人材の現状に関するレポート」としてとりまとめられ2008年10月に発表した。
     
    ( 2)OSS 共通カリキュラムとそのベースとなる共通OSSスキル定義の策定
    (1) の調査および、日本のIPAで取り組まれたOSSカリキュラムV1をベースに、3カ国で共通のスキル定義に取り組んだ。まず第1弾として組み込み分野の OSSについて、スキル定義とモデルカリキュラムの開発を行った。公開したカリキュラムは、Wiki(仮称 OpenEduWiki)に掲載し、世界のOSS技術者からのフィードバックを得ることにしています。
     
     
    (3)OSS 開発の振興を図ることを目的に、影響力のある開発プロジェクトを創造、運営した開発者やグローバルプロジェクトにおいて活躍する卓越した開発者の表彰

    WG 発足時から、OSS開発者育成 およびOSS全体推進に効果的かつ重要な企画として、その共同開催方法について議論を深めて来ており、2005年夏以降に各国におい てコンテスト/  アワードが実施されている。2006年から は、毎年、各国の受賞者を共同で表彰している。2008年には、OSS思想、著作権、普及啓蒙な どに貢献したかたに ついても貢献を表彰する特別貢献者表彰を追加して実施した。

     
    (4)OSSに関するテキストの調査と広報

    2008年、無錫で行われた第7回北東アジアOSS推進フォーラムにおいて、日本、中国、韓国のOSSテキストの展示を行った。参加者は、各国の取り組み に大いに刺激を受け、興味深く質問をしていた。

     
今後の活動内容
  1. OSSの北東アジアにおける共通カリキュ ラムの検討を進める。
    • OSSカリキュラムV3の制定にむけて議論をすすめていきます。
    • Wikiサイトをオープンし、世界にむけて発信していきます。
       
  2. 北東アジア各国のOSS人材育成に資する共同プロジェクトを検討する。
    • OSSトレーニングキャンプを、第9回北東アジアOSS推進フォーラムにおいて同時開催し、フォーラムに参加する世界の先進的な講師が、学生に直接指導します。
       
  3. 北東アジアOSS推進フォーラムにおいて各国の「OSSコンテスト/アワード」の 合同表彰を行う。
    • すでに4回の表彰を行ってきています。

 

メンバ一覧
各国のコンタクトパーソンは以下のとおりである。
-中国 北京大学/Peking Univ. Chen Zhong
-日本 株式会社NTTデータ 三浦広志
-韓国 漢城大学/Hansung Univ. Lee Minsuk
 

 

 

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