第5回日本OSS推進フォーラム 幹事団及び顧問団合同会合の開催

プレス発表

2008年4月18日 日本OSS推進フォーラム 独立行政法人 情報処理推進機構

「更なるOSS利用促進に向けて、新たな分野での活動を拡大」

第5回日本OSS推進フォーラム 幹事団及び顧問団合同会合の開催

-OSSアプリケーションの利用促進を目指すアプリケーション部会、組込みシステム分野のOSS 活用の実態把握と施策提言を実施する組込みシステム部会の新設など部会体制を大幅に刷新-

 

 オープンソースソフトウェア(OSS)の普及拡大のために自由な立場で議論し、課題解決に 取り組んでいる日本OSS推進フォーラム(新代表幹事 日本電気(株) 代表取締役 執行役員社長 矢野 薫)は、この度、(株)NTTデータ、ソニー(株)、日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)、日本IBM(株)、日本電気 (株)、(株)日立製作所、富士通(株)の企業・団体のトップから構成される幹事団及び産学の有識者からなる顧問団による第5回合同会合を、4月17日に 虎ノ門の霞山会館にて開催しました。  今回、任期満了に伴い代表幹事が交替すると共に、「プラットフォーム部会」、「アプリケーション部会」、「組込みシステム部会」を新設するなど部会の体 制を一新し、OSSの活用、コミュニティへの貢献等のさらなる推進のため、新たな出発を致しました。  本フォーラムは、経済産業省、総務省がオブザーバとして参加しています。また、独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:西垣 浩司)が 事務局を務めています。

 

 本会合において、任期満了に伴う互選が行われ、日本電気(株)の矢野幹事が新代表幹事に選出されました。また、幹事団に新たにソニー(株)が加わ ることになりました。  これまで当フォーラムは「サーバ部会」、「デスクトップ部会」、「人材育成部会」の3部会により課題解決に取り組んで参りましたが、今回「組込みシステ ム部会」の新設が承認され、我が国の得意分野の一つである組込みシステム分野へと、フォーラムの活動が拡大することとなりました。さらに、「サーバ部 会」、「デスクトップ部会」の2部会を「プラットフォーム部会」と「アプリケーション部会」へと再編成し、より技術分野の構造に即した部会構造といたしま した。これら4つの部会体制により、我が国のOSS活用とOSSへのさらなる貢献へむけ、取り組んで参ります。各部会では日本国内のみならず、中国、韓国 と協調する北東アジアOSS推進フォーラム(2008年は秋に中国にて開催予定)においても成果を発表することを視野に入れて活動して参ります。

    各部会の目標および2008年度の活動案 1. プラットフォーム部会「Linux/OSSミドルウェア シンクライアントなどOSSプラットフォームの利用促進と普及を図る」  従来のサーバ部会とデスクトップ部会を再編し、プラットフォーム部会として領域を広げて活動を継続します。北東アジアOSS推進フォーラムの活動、 IPA オープンソフトウェア・センターと連携して、基盤整備、OSS普及啓発活動に注力します。   2008年度においては、以下の活動を行います。
    • 北東アジアOSS推進フォーラムWG1(技術開発・評価WG)と連携した日中韓共同開発の着実な実施
    • マルチプラットフォームでのOSSアプリケーション利用を容易にするシンクライアント関連の技術動向調査の実施
    • プラットフォームやアプリケーションのマイグレーション方法を検討し、各種ガイドブックを作成
    • OSSメッセージペディア(LinuxカーネルエラーメッセージDB)の本格普及
    • セキュリティ関連OSSの成熟度評価の実施

    2. アプリケーション部会 「OSSを活用しているOS層・ミドルウェア層からのアプローチだけでなく、OSSアプリケーションを評価・開発する活動を通じて、更なるOSSの普及を 目指す」  日本のOSS利活用の特性を活かしたOSSアプリケーションを調査・開発し、利用者の立場からのビジネスモデル提案、OSS利用促進や開発者のスキル向 上に貢献します。   2008年度においては、以下の活動を行います。

    • 既存OSSアプリケーションの評価および改善検討
    • Ruby on RailsベースのOSSアプリケーションのプロトタイプ開発
    • OpenOffice.orgをはじめとするOSS上で動作するアプリケーションの更なる普及促進

    3. 組込みシステム部会「日本発の広範な要素技術が国際的なOSS技術開発の場により一層受け入れられ、更 なる発展を遂げることを目指す」  組込みシステムにおけるOSSの位置づけの業界のコンセンサスを形成し、組込みシステム分野のオープンソースコミュニティ活動の一層の促進を支援しま す。当面は、情報家電及び携帯電話の分野を中心に活動しますが、他の領域に関しても柔軟に対応します。   2008年度においては、以下の活動を行います。

    • 組込み分野に於けるOSS利用促進に際して取り組むことの利点、解決するべき課題とその対策の検討を進め、提言をまとめる
    • 潜在している優良技術の顕在化とその組込み分野への適用の可能性に関する告知のスキームを構築する

    4. 人材育成部会 「北東アジアOSS推進フォーラムWG2との連携推進」  OSSに係る人材育成について、教育機関や官民の連携体制を継続し、IPA及び北東アジアOSS推進フォーラムの人材育成WGとの共同作業により、 OSS技術教育による高度IT人材育成のためのモデルカリキュラムを整備します。   2008年度においては、以下の活動を行います。

    • IPAと連携して「オープンソースソフトウェアを活用したモデルカリキュラム」を整備
    • 北東アジアOSS推進フォーラムの人材育成関連活動(WG2)との連携

■ ニュースリリース全文(外部サイト:IPA)

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