第6回日本OSS推進フォーラム 幹事団及び顧問団合同会合の開催

プレス発表

2009年4月1日 日本OSS推進フォーラム 独立行政法人 情報処理推進機構

「OSSグローバルコミュニティへの貢献による北東アジアでのイニシャティブ発揮を目指して」

第6回日本OSS推進フォーラム 幹事団及び顧問団合同会合の開催

-4部会・2チーム体制で着実かつグローバルな活動を展開-

 オープンソースソフトウェア(OSS)の普及拡大のために自由な立場で議論し、課題解決に取り組んでいる日本OSS 推進フォーラム(代表幹事 日本電気 株式会社 代表取締役 執行役員社長 矢野 薫)は、この度、株式会社NTTデータ、ソニー株式会社、日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)、日本IBM株式会社、日本電 気株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社の企業・団体のトップから構成される幹事団及び産学の有識者からなる顧問団による第6回合同会合を、3月 30日に虎ノ門パストラルにて開催しました。

 今回の合同会合では、任期満了に伴う互選が行われ、矢野代表幹事を再任すると共に、「プラットフォーム部会」、「アプリケーション部会」、「組込 みシス テム部会」、「人材育成部会」それぞれの2009年度活動計画が承認されました。また、ステアリング・コミッティに、広い視点からクラウド・コンピュー ティングの「競争と協調」の在り方を検討するための「クラウド戦略検討チーム」を新設するなど、OSSの利用促進、OSSを活用した人材育成、OSSグ ローバルコミュニティへの貢献等に取り組む体制を強化しました。
当フォーラムは、上記4つの部会内に、課題毎のタスクフォースを設置して、我が国のOSS利用促進とOSSグローバルコミュニティへの貢献に向けて、積極 的に取り組んでまいります。各部会では、日本国内のみならず、中国、韓国と協調する北東アジアOSS推進フォーラム(次回は2009年秋に東京で開催予 定)において、実効性のある成果を発表することを目標に活動して参ります。
本フォーラムは、経済産業省、総務省がオブザーバとして参加しています。また、IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)が事務局を務 めています。

    各部会の目標および2009年度の活動案

    1. プラットフォーム部会
     「Linux/OSSミドルウェア等OSSプラットフォームの利用促進と普及を図る」

     プラットフォーム部会は、主にハードウェア、基本ソフトウェア(OS)、ミドルウェアまでを総合的に扱い、活動します。北東アジアOSS推進 フォーラムの活動、IPAオープンソフトウェア・センターと連携して、基盤整備、OSS普及啓発活動に注力します。
    2009年度においては、以下の活動を行います。

    • 北東アジアOSS推進フォーラムWG1(技術開発・評価)と連携した日中韓共同開発の着実な実施
    • OSSデスクトップの普及戦略の検討と他組織との連携の模索
    • OSSメッセージペディア(LinuxカーネルエラーメッセージDB)の本格普及
    • セキュリティ関連OSSの成熟度評価の実施

    2. アプリケーション部会
     「OSSを活用しているOS層・ミドルウェア層からのアプローチだけでなく、OSSアプリケーションを評価・開発する活動を通じ て、更なるOSSの普及を目指す」

     日本のOSS利活用の特性を活かしたOSSアプリケーションを調査・開発し、利用者の立場からのビジネスモデル提案、OSS利用促進や開発者のス キル向 上に貢献します。政府の情報システムを調達する際の標準的なオープン技術を規定した技術参照モデル(TRM)について、TRMに対応するOSSのリスト アップならびに公開に向け準備します。
    2009年度においては、以下の活動を行います。

    • Ruby on RailsベースのOSSアプリケーションのSaaS対応と実証実験
    • OpenOffice.org等のデスクトップ上で動作するアプリケーションの更なる普及促進
    • TRMに対応するOSSのリストアップならびに公開

    3. 組込みシステム部会
     「日本発の広範な要素技術が国際的なOSS技術開発の場により一層受け入れられ、更なる発展を遂げることを目指す」

     組込みシステムにおけるOSSの位置づけに対する業界のコンセンサスを形成し、組込みシステム分野でのオープンソースコミュニティ活動の一層の促 進を支援します。
    2009年度においては、以下の活動を行います。

    • 組込み分野に於けるOSS利用促進に際して取り組むことの利点、解決するべき課題とその対策をまとめた提言を経営者層に届ける活動の展開
    • 組込みOSS開発の展開がめざましい海外地域との連携

    4. 人材育成部会
     「北東アジアOSS推進フォーラムWG2(人材育成)との連携強化、OSSモデルカリキュラムの活用提言を目指す」

     OSSに係る人材育成について、教育機関や官民の連携体制を継続し、IPA及び北東アジアOSS推進フォーラムのWG2との共同作業により、 OSS技術教育による高度IT人材育成のためのモデルカリキュラムを整備します。
    2009年度においては、以下の活動を行います。

    • IPAと連携して「オープンソースソフトウェアを活用したモデルカリキュラム」を整備
    • OSSも出るカリキュラムの活用提言、北東アジアOSS推進フォーラムの人材育成関連活動(WG2)との連携

 

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