【第20回北東アジアOSS推進フォーラム大会】イベント報告・表彰者の紹介

2023年1月16日公開

日本OSS推進フォーラムは中国・韓国の同団体、および各国政府機関と協力し、年一度の交流会となるフォーラム大会を開催しています。
2022年度は、第20回北東アジアOSS推進フォーラム大会が11月24日(木)にオンラインで開催され、各国政府・フォーラム理事挨拶、各国民間企業・コミュニティ団体やプロジェクトからの発表、2022年度の各国OSS貢献者の表彰などが行われました。
2022年の北東アジアOSS貢献者賞の発表では、日本OSS推進フォーラムでも活躍しているメンバーが「NAOPF Special contribution award 2022 」・「NAOPF OSS award 2022」を受賞しましたので、本ページで紹介させていただきます。また、北東アジアOSS貢献者受賞後、表彰者皆様には日本代表としてご講演いただきました。

 NAOPF Special contribution award 2022

SRA OSS合同会社 石井 達夫様(長年にわたる PostgreSQL コミュニティへの貢献)

受賞講演では、PostreSQL の歴史、開発体制から、PostreSQL 機能の中でも特に重要な機能「トランザクションログ」「MVCC」「組み込みのレプリケーション」「パラレルクエリ」について発表しました。

 NAOPF OSS award 2022

ソニーグループ株式会社 福地 弘行様&WGメンバー(OpenChain Japan WG 活動)

受賞講演では「OpenChain Japan WG – Building a Regional Community」題して、OpenChain プロジェクトの日本におけるコミュニティ形成についての事例を紹介しました。

日本電気株式会社 米嶋 大志様&WGメンバー(日本OSS推進フォーラム OSS鳥瞰図 WG 活動)

受賞講演では、WG活動リーダーのNEC 米嶋 大志様がWG代表として「Our Activity of OSS Bird‘s Eye View」と題した発表を行いました。

株式会社日立製作所 中村 雄一様(OSS セキュリティ関連技術の普及発展への貢献)

受賞講演では「Financial-grade API (FAPI) with Keycloak community」題して、Keycloak 開発コミュニティでの FAPI 開発の取り組みについて紹介しました。

OSS貢献者表彰者へ表彰状と楯が授与されました

「NAOPF Special contribution award 2022 」・「NAOPF OSS award 2022」表彰者には、表彰状と楯が授与されました。

本フォーラムはこれからも、OSSの発展のための課題解決に向けた取り組み、およびOSSによるオープンなイノベーションの促進を目指してまいります。

本イベントは、こちらからどなたでもご視聴いただけます https://live.csdn.net/room/csdnnews/xoll0LxB